革命前夜

 
小説読むのは久しぶり。
チェコにピアノ留学していた方からのオススメです。

話の内容は東ドイツにピアノ留学をした日本人が共産圏の特殊な環境の中、様々な個性を持った留学生と出会い、事件に巻き込まれていくというストーリー。

曲に対する描写が細かくて叙情的なんですが、私に音楽の素養がないもので、、、その辺りを理解できる人はもっと楽しめるんだろうなという感じ。

私が特に興味を引いたのは東ドイツの街の様子や人々について。
西側についての想いなど良いとか悪いとか一言で言い表せない感覚が妙にリアリティがあって納得しちゃいました。
ストーリーとは直接関係ないのですが、ルバーブのシュトロイゼルが美味しいカフェがあり、お客さんが引っ切り無しに入ってくるというのを読んで、共産圏でお店の人気が出ちゃったらどうなるんだろう?来客数に制限を付けられたりすんのかなと疑問に、、。
これを詳しいお客さんにぶつけてみた所、計画経済とは関係のないものは基本的には干渉を受けないそうです。
なるほど、ベルリンに老舗のカフェも残っているのはそのお陰なんだなと納得しました。

特に後半は止まらなくなる本なので興味のある方は読んでください。
ちなみにこの本によると東ドイツのコーヒーはかなり酸味が強いそうです。
これは焙煎なのか?保温で煮詰まっているのか?詳しい人がいれば教えてください。

 
最終更新日:2021/01/21(木)19:32
 

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マスター 川口

店主は「珈琲屋バッハ」にて10年修業後に独立。 “良質なコーヒーを丁寧なサービスで”を心がけ、「こだわりの珈琲屋」ではなく「真っ当な仕事をする珈琲屋」を志しています。動画もぜひ!